汗に「良い汗」と「悪い汗」があるのはご存じですか？
汗のかき方は、健康にも影響するので要注意です。
夏本番を迎える前に始めたいのが、「良い汗」がかけるトレーニング。
◆良い汗の特徴
・サラサラしている (ほとんど水に近い)
・小粒
・においが少ない
・蒸発しやすい
・汗をかくとスッキリする◆悪い汗の特徴
・ベタベタしている (ミネラルが一緒に出ている）
・大粒
・においが強い
・蒸発しにくい
・汗をかくと不快汗は血液から作られています。
【良い汗が作られる仕組み】
血液中のミネラル分と水分が汗腺に取り込まれます。

体にとって必要なミネラル分は血液中に再吸収されます

汗腺に水分だけが残り、皮膚の表面から出てきます。【悪い汗とは？】
ミネラル分の再吸収が行われず、水分と一緒に体外へ出てしまいます。
ミネラルを含むのでベタベタとした不快な汗になります。
普段あまり汗をかかない生活をしている人に多くみられる現象です。
ミネラルは体の生理機能を円滑にする大切な栄養素です。
ミネラル不足になると内臓の機能低下など、様々な体調不良をもたらします。
“夏バテ”や“熱中症”はこうしたことが原因ではないか、とも考えられています。

「汗トレ」～猛暑を乗りきる3つの習慣～
1.冷房の設定温度は外気温マイナス5度以内に。
2.ウォーキングなど、毎日運動を続ける。
3.入浴はシャワーだけでなく、15～20分しっかり湯船につかる。
運動や入浴などで毎日、積極的に汗をかき、汗腺を刺激する生活を続けることが大事。
汗をかく習慣をつけること「汗トレ」で、汗腺の ろ過機能は高めることができるのです。

夏本番を迎える前の今から、猛暑を乗りきる体づくりはじめましょう