急に暑くなった日は要注意！
「熱中症」にならないために早め早めの対策を。
今月に入ってから各地で今年初の真夏日が続出し、7月上旬並みの暑さの地域が増えています。
急に暑くなった日は、熱中症の危険も高まりますので要注意！
重症化すると命に関わる恐れがありますので、「熱中症」を正しく知って予防しましょう。夏本番前でも油断は禁物！早めの熱中症対策を
日本の夏は、気温と湿度が高く蒸し暑いのが特徴です。
この高温多湿の環境が、熱中症の発生の大きな要因となります。
暑い屋外で発症するイメージの強い「熱中症」ですが、最近では、屋内や夜間に発症するケースが増加しています。
発汗による体温調整がうまくできない高齢者や乳幼児、肥満気味の人は、屋内や夜間でもこまめに水分補給して熱中症予防を心がけましょう。熱中症にかかりやすいのは？
【要注意の人】
高齢者、乳幼児、肥満、体調不良、栄養不足、睡眠不足
【要注意の環境】
屋外…気温、湿度が高い。風が弱い。日差しが強い。急に暑くなった時。
屋内…風通しが悪い、閉め切った状態。予防はできるの？
気温や湿度だけではなく、体調や暑さに対する慣れなども熱中症発症に関係します。
住まいの環境や、服装、行動など日常生活のちょっとした工夫で、熱中症の予防につながります。
家族や周囲の人にも呼びかけて、みんなで熱中症を予防しましょう。熱中症予防のポイント
1.衣服での予防
・風を通すゆったりとした服を着る
・吸汗・速乾性のあるポリエステル混合素材の服を着る。
・輻射熱(ふくしゃねつ)を吸収する黒色系の素材をさける。
・日傘や帽子を使う。
2.行動での予防
・こまめに水分を補給をする。
・睡眠をしっかりとり、寝不足にならないこと。
・歩くときは日陰を選ぶ。
・暑い時間を避けて外出する。
・暑い中、無理な作業をしない。
3.住まいでの予防
・すだれや緑のカーテンで日光を遮る。
・風通しをよくする。
・湿気が多い日は我慢せずに冷房や除湿機を使う

以上になります。
ちょっとしたことですが、とても効果的です。
まだ5月ですが油断しないで、熱中症にお気をつけくださいね